『第13回 J.S.バッハ クラヴィーア作品全曲連続演奏会』のごあんない
さてこのたび、5月24日(日)に日時計の丘ホールにて「第13回 J.S.バッハ クラヴィーア作品全曲連続演奏会」を開催することになりました。ここまで演奏を続けて第13回を迎えることが出来たのも皆様の暖かいご支援の賜物です。ありがとうございます。
今回は《パルティータ第2番》《パルティータ第3番》そして《小さなプレリュード》を7曲演奏いたします。《パルティータ》はバッハの壮年期、まさに脂ののったころの作品で、組曲形式の作品の最高峰ともいえる傑作です。舞曲一つ一つの強烈な個性が一つの組曲として統合されていくのは圧巻です。《パルティータ第2番》は劇的な作風であり、《パルティ―タ第3番》はもっと線の細いたおやかさを湛えているようで、まさに陽と陰のような組み合わせです。
そして《小さなプレリュード》は子供の学習用の作品ですが、技術的な弾きやすさとは反対に、とても高度な音楽性が求められます。
皆様に楽しんでいただけるように、本番のステージまで試行錯誤したいと思っております。
ご多用中とは存じますが、ぜひご来場くださいますようお願い申し上げます。