フリューゲル音楽教室の新しい試み②
音楽の知識と聴く感性の向上のために「こどものための音楽鑑賞教室」もスタートしました。2か月に1回、土曜日曜朝に、フリューゲルサロンにて開催します。定員は一回につき6名です。告知はブログでもしてまいりますので、参加希望の方はぜひメールか電話にてお気軽にお問合せ下さいませ。
テーマは
①「バッハ」「ベートーヴェン」など、作曲家の生涯を勉強しながら鑑賞 するもの、
②「バロック」「クラシック」「ロマン」など、時代にフォーカスして、音楽の様式や特性を勉強するもの、
③「良い演奏とは何か?」「音が美しいってどういうこと?」など、演奏や解説を通して一緒に考えていくものなど
を計画しています。
ピアノ音楽は言葉を使わない物語です。鑑賞教室では、いろいろな豆知識とともにピアノ演奏を聴きながら、子供たち自身に様々なことを感じ取ってもらいたいと思っています。最初は「わからないからつまらない」「退屈」と感じるかもしれませんが、それでも「聞いてみる」「知ってみる」ということがとても重要です。聴き続けて耳が肥えていくと、子供たち自身の音楽性が育ちます。一見遠回りのようですが、「聴く」ことは「弾く」ことと同じくらい大切な勉強です。鑑賞教室は2か月に一回、土曜日曜に予定しています。ご多用な中とは思いますが、ぜひ続けてご参加くださいますようにお願いします。
こどもたちの「音楽性」「センス」を養うためにも、ぜひ鑑賞教室や演奏会や子供たちをお連れ下さい。
日本では音楽は学問とは切り離されて「娯楽」のひとつのような扱いを受けますが、欧米では古くは古代ギリシャの時代から、音楽は哲学や数学と肩を並べる高尚な学問であり、高度で創造的芸術です。こどもたちにも、ただ音を出すお稽古としての「ピアノ」にとどまらず、その先に深い感動やクリエイティビティに満ちた世界があることを垣間見てほしいと願っています。