管谷怜子のブログ

はじめまして。福岡を中心にピアノ演奏活動とフリューゲル音楽教室を主宰しています。ホームページはhttp://ryoko-sugaya.com

東京公演 「管谷怜子ピアノリサイタル」のごあんない

2016年4月8日(金)19:00より、三鷹芸術文化センター風のホールにて「管谷怜子ピアノリサイタル」を開催するはこびとなりました。

これまで、故郷である福岡市を中心に演奏活動をしてまいりましたが、このたび縁あって東京にて演奏会を開催できることになりまして、夢のようで大変嬉しく、また気が引き締まる思いです。

     

2012年より福岡市の日時計の丘ホールにて、年2回のペースで「バッハ クラヴィーア作品連続演奏会」を重ねて参りました。現在第7回を終え、「平均律クラヴィーア曲集第1巻」「フランス組曲」「トッカータ」「ピアノ協奏曲第1番」などに取り組んで参りました。

今回の演奏会では、今までのバッハ演奏の成果と、新しい試みとしてバッハ以前の作品を現代ピアノで演奏することをテーマにしております。スヴェーリンクはオランダのオルガニスト、フレスコバルディはイタリア、ギボンズはイギリス、ラモーはフランス、とヨーロッパ各地で活躍した作曲家たちの作品です。それぞれの国ならではのスタイルも感じていただけるかと思います。特にスヴェーリンク、フレスコバルディ、ギボンズの作品はピアノで演奏されることは非常に稀です。本来はチェンバロ、オルガンなどで演奏されるレパートリーですが、現代のピアノで演奏してもたいへん魅力的な作品です。

プログラム後半はバッハの『パルティータ第1番』、『イギリス組曲第2番』を演奏いたします。バッハは「音楽の父」といわれますが、バッハは「前の世代のフレスコバルディやスヴェーリンクなどの音楽をどのように学んで模倣しながら、バッハ自身の作品に取り入れ、発展させていったのか」ということをこのプログラムで感じていただければと思います。

 

 ご多用中とは存じますがぜひご来場くださいます様よろしくお願い申し上げます。