管谷怜子のブログ

はじめまして。福岡を中心にピアノ演奏活動とフリューゲル音楽教室を主宰しています。ホームページはhttp://ryoko-sugaya.com

第11回J.S.バッハ クラヴィーア作品連続演奏会のごあんない

頌春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

さてこのたび、2月24日(日)日時計の丘ホールにて、「第11回J.S.バッハ クラヴィーア作品全曲連続演奏会」を開催することになりました。今回は《平均律クラヴィーア曲集第2巻》を第1番から第12番まで演奏いたします。「ピアノ作品の旧約聖書」と言われるほどに、重要な作品を前に圧倒される思いですが、これまで演奏を積み重ねてきた経験や手ごたえを頼りに演奏できればと思っております。

ハ長調ハ短調・・・・ロ短調(今回の演奏会ではヘ短調)までの道のりは一つの命が誕生して死ぬまでの壮大な旅路のようであり、またロ短調に終わった後、またハ長調へ立ち返るという循環が、輪廻転生を思わせるような作品です。そこに何とも言えない感動が秘められているようです。どのプレリュードもフーガも一つ一つ、調性の特性を踏まえた多様な作風で、たいへん奥深いものです。この素晴らしい作品を皆様に聴いていただけるのを本当にうれしく思います。

ご多用中とは存じますが、ぜひご来場くださいますようによろしくお願い申し上げます。

 

 

日時:2019年2月24日(日)15:00開演(14:30開場)17:00終演予定です

会場:日時計の丘ホール

※駐車場はございますが台数に限りがありますのでお誘いあわせの上ご来場ください。

チケットのお問合せは、090-1192-0158(管谷)までよろしくお願いいたします。

《管谷怜子ピアノリサイタル》のごあんない

初秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。

さて、10月21日(日)に末永文化センター大ホールで《管谷怜子ピアノリサイタル》を開催することになりました。今回は学生時代の友人であり、いまもお互いに叱咤激励する仲でもあるピアニスト、佐々木世寿氏を迎えて、二台のピアノによる豪華絢爛な作品を取り上げます。《ウェストサイドストーリ―》では、ジャズのリズムを取り入れて、初めて自分でアレンジをしてみました。さらに《カルメン・ファンタジー》はグレッグ・アンダーソンの超絶技巧の極みともいえる編曲でお楽しみいただきます。

今までクラシックの、しかもかなり正統的な作品を中心に活動してきましたので、クラシック以外のジャンルの要素を兼ねた作品を取り上げるのは私にとっても大変新鮮で新しい挑戦です。それぞれの作曲家の特性・魅力を引き出せるように、そして皆様に楽しんでいただければと思っております。そしてまた、佐々木氏との息の合ったデュオ演奏をどうぞご期待ください。

ご多用中とは存じますがぜひ足をお運びくだされば幸いです。

 

チケットは、メールにて承ります。

ryon11075@yahoo.co.jp までよろしくお願いいたします。

 

日時:2018年10月21日(日)15:00開演

会場:末永文化センター(福岡市城南区七隈1-11-50)

チケット:一般2,500円 学生1,000円

 

ピアノソロ:バッハ:イギリス組曲第3番ト短調BWV808

      ベートーヴェンピアノソナタ第23番へ短調op.57「熱情」

二台ピアノ:ビゼーカルメンファンタジー

      ラヴェル:ラヴァルス

      バーンスタイン:ウェストサイドストーリー

               ~シンフォニックダンス&ソング~

 

 

 

モーニングコンサートご来場ありがとうございました!

 モーニングコンサートにご来場いただきまして本当にありがとうございました。また、たくさんの方々にアンケートにもご協力いただきました。ありがとうございます。今後の企画に大いに参考にさせていただきたいと思います。また、いつもこころよく応援してくださいますモーニングコンサート&トーク主宰の高島真子先生に感謝です!

 さて、「音楽で巡る世界旅行」おおよそ30名の方(子供のための鑑賞教室を含めて)にアンケートご回答いただきました。

 そこで、圧倒的に人気だったのがなんと、「バッハ」でした。特に子供たちにとって、どこか特別に響くようで、他の曲に比べて自然に集中して聞いていました。

 バッハは聞く私たちが元気でいようが、落ち込んでいようが、はたまたイライラしていようが、すっと心の中に入ってきて、自然にいつのまにか心が整うような、不思議な力があるようです。もちろん各国の作曲家一人一人が天才で、素晴らしい作品なのですが、バッハが「音楽の父」と言われるのはこのあたりにも秘密がありそうです。

 

「音楽で巡る世界旅行」これからも少しずつ趣向を変えながら続けて参りたいと思います。南米やアジア、イスラム圏の音楽にもチャレンジしてみたいと思っております。どうぞ次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

モーニングコンサート&トークのご案内

 さて、このたび9月9日(日)に開催されます「モーニングコンサート&トーク」に出演させていただくことになりました。

世界の国々の代表的なピアノ作品を少しずつ取り上げて、音楽でそれぞれの雰囲気や特徴を聞き比べながらお楽しみいただければと選曲いたしました。日本~ドイツ~イタリア~フランス~スペイン~アメリカと世界旅行のように巡っていきます。

ご多用中とは存じますが、ぜひご来場くださいますようによろしくお願い申し上げます。

 

管谷怜子演奏曲目は、

ドイツ:主よ人の望みのよろこびよ

イタリア:スカルラッティピアノソナタ

フランス:月の光

スペイン:アンダルーサ

アメリカ:ラプソディインブルー

日本:春の海

 

鬼塚有紗さん(フルート)&窪田修子さん(ピアノ)

《フルートソナタ》(プーランク)他

安達まりなさん(クラリネット

《ソロデコンクール》(ラボ)

の演奏もお楽しみに!

 

こどものための音楽鑑賞教室「ピアノで世界を旅しよう」

 

今回はスペシャル企画です!

「ピアノで世界を旅しよう!」

 

 ヨーロッパのクラシック音楽(イタリア、フランス、ドイツ、スペインの音楽)と、アメリカ、日本の音楽を演奏します。音楽で、世界のくにぐにへ一緒に旅してみましょう!

 

日時:2018年9月1日(土)朝10時10分~11時

        2日(日)朝10時10分~11時

           2日(日)朝14時10分~15時

会場:フリューゲル・サロン

会費:500円

演奏:管谷怜子

お問合せ:ryon11075@yahoo.co.jp または、090-1192-0158(管谷)まで

 

曲目:

ドイツ:主よ人の望みのよろこびよ(バッハ)

イタリア:ピアノソナタスカルラッティ

フランス:月の光(ドビュッシー

スペイン:アンダルーサ(グラナドス

アメリカ:ラプソディインブルー(ガーシュイン

日本:春の海(宮城道雄)

 

フリューゲル音楽教室の新しい試み②

 音楽の知識と聴く感性の向上のために「こどものための音楽鑑賞教室」もスタートしました。2か月に1回、土曜日曜朝に、フリューゲルサロンにて開催します。定員は一回につき6名です。告知はブログでもしてまいりますので、参加希望の方はぜひメールか電話にてお気軽にお問合せ下さいませ。

 テーマは

①「バッハ」「ベートーヴェン」など、作曲家の生涯を勉強しながら鑑賞   するもの、

②「バロック」「クラシック」「ロマン」など、時代にフォーカスして、音楽の様式や特性を勉強するもの、

③「良い演奏とは何か?」「音が美しいってどういうこと?」など、演奏や解説を通して一緒に考えていくものなど

 

を計画しています。

 

 ピアノ音楽は言葉を使わない物語です。鑑賞教室では、いろいろな豆知識とともにピアノ演奏を聴きながら、子供たち自身に様々なことを感じ取ってもらいたいと思っています。最初は「わからないからつまらない」「退屈」と感じるかもしれませんが、それでも「聞いてみる」「知ってみる」ということがとても重要です。聴き続けて耳が肥えていくと、子供たち自身の音楽性が育ちます。一見遠回りのようですが、「聴く」ことは「弾く」ことと同じくらい大切な勉強です。鑑賞教室は2か月に一回、土曜日曜に予定しています。ご多用な中とは思いますが、ぜひ続けてご参加くださいますようにお願いします。

 こどもたちの「音楽性」「センス」を養うためにも、ぜひ鑑賞教室や演奏会や子供たちをお連れ下さい。

 日本では音楽は学問とは切り離されて「娯楽」のひとつのような扱いを受けますが、欧米では古くは古代ギリシャの時代から、音楽は哲学や数学と肩を並べる高尚な学問であり、高度で創造的芸術です。こどもたちにも、ただ音を出すお稽古としての「ピアノ」にとどまらず、その先に深い感動やクリエイティビティに満ちた世界があることを垣間見てほしいと願っています。

フリューゲル音楽教室の新しい試み①

 フリューゲル音楽教室では、生徒の皆様やそのほかご興味のある方々へさらなるテクニック向上と絶対音感を養うために、「スケール・ソルフェージュ検定」をはじめました。

 

 そもそも、テクニックとは何のことでしょうか。それは指の強さ(打鍵力)、速さ(瞬発力)、そしていつまででも指が動かせること(持久力)です。スポーツで筋肉をつけるのと同じで、繰り返し絶え間なくスケールの練習をしなければ強い指は作れません。不思議なことに強い指ができると、pやppの小さな音も美しく出すことが出来ます。指の力がなければ、大きな音も小さな音も出せません。

 そして、音感を養うための「聴音」も実施します。はじめは一つずつ音符を聞いて書きとっていきます。だんだん難易度が上がると和音を書きとったり、メロディの書き取りは音だけでなくリズムも書き取ります。そして、大譜表(ト音記号とへ音記号の二段譜)の書き取りへと進めていきます。

 最後に「初見演奏」は8小節~16小節の楽譜を、30秒間読み取って、両手で楽譜を見ながら間違えないように弾いてみるという課題です。初見を鍛えると、譜読みのスピードがとても速くなります。

グレード

スケール

オクターブ

出題数

聴音(小節)

初見演奏

10A

ハ長調

1

1

単音5

B1

10B

ハ、ト、ヘ長調

2/4※

1

単音5

B1

9A

ニ、イ、ホ、ロ長調

1

単音10

B2

9B

変ロ、変ホ、変イ、変ニ長調

1

単音10

B2

8A

イ、二、ロ、ホ短調

1

和音5

B3

8B

ト、ハ、ヘ、変ロ短調

1

和音10

B3

8C

嬰へ、嬰ハ、嬰ト短調

1

メロディ4

B4

7A

#1~6 長調

2

メロディ4

B4

7B

♭1~6 長調

2

メロディ4

B4

6A

#1~6 短調

2

メロディ8

B5

6B

♭1~6 短調

2

メロディ8

B5

5A

#♭2つまで 長調(♩=120)

4

2

大譜表4

H1

5B

#♭2つまで 短調(     〃 )

2

大譜表4

H1

4A

#♭6つまで 長調(     〃 )

2

大譜表8

H1

4B

#♭6つまで 短調(     〃 )

2

大譜表8

H1

3A

#の調すべて( ♩=160 )

2

4声体

任意

3B

♭の調すべて(     〃   )

2

4声体

任意

2

すべて(     〃   )

3

4声体

任意

1

すべて(     〃   )

5

4声体

任意