フリューゲル音楽教室の新しい試み①
フリューゲル音楽教室では、生徒の皆様やそのほかご興味のある方々へさらなるテクニック向上と絶対音感を養うために、「スケール・ソルフェージュ検定」をはじめました。
そもそも、テクニックとは何のことでしょうか。それは指の強さ(打鍵力)、速さ(瞬発力)、そしていつまででも指が動かせること(持久力)です。スポーツで筋肉をつけるのと同じで、繰り返し絶え間なくスケールの練習をしなければ強い指は作れません。不思議なことに強い指ができると、pやppの小さな音も美しく出すことが出来ます。指の力がなければ、大きな音も小さな音も出せません。
そして、音感を養うための「聴音」も実施します。はじめは一つずつ音符を聞いて書きとっていきます。だんだん難易度が上がると和音を書きとったり、メロディの書き取りは音だけでなくリズムも書き取ります。そして、大譜表(ト音記号とへ音記号の二段譜)の書き取りへと進めていきます。
最後に「初見演奏」は8小節~16小節の楽譜を、30秒間読み取って、両手で楽譜を見ながら間違えないように弾いてみるという課題です。初見を鍛えると、譜読みのスピードがとても速くなります。
グレード |
スケール |
オクターブ |
出題数 |
聴音(小節) |
初見演奏 |
10A |
1 |
1 |
単音5 |
B1 |
|
10B |
ハ、ト、ヘ長調 |
2/4※ |
1 |
単音5 |
B1 |
9A |
ニ、イ、ホ、ロ長調 |
〃 |
1 |
単音10 |
B2 |
9B |
変ロ、変ホ、変イ、変ニ長調 |
〃 |
1 |
単音10 |
B2 |
8A |
イ、二、ロ、ホ短調 |
〃 |
1 |
和音5 |
B3 |
8B |
ト、ハ、ヘ、変ロ短調 |
〃 |
1 |
和音10 |
B3 |
8C |
嬰へ、嬰ハ、嬰ト短調 |
〃 |
1 |
メロディ4 |
B4 |
7A |
#1~6 長調 |
〃 |
2 |
メロディ4 |
B4 |
7B |
♭1~6 長調 |
〃 |
2 |
メロディ4 |
B4 |
6A |
#1~6 短調 |
〃 |
2 |
メロディ8 |
B5 |
6B |
♭1~6 短調 |
〃 |
2 |
メロディ8 |
B5 |
5A |
#♭2つまで 長調(♩=120) |
4 |
2 |
大譜表4 |
H1 |
5B |
#♭2つまで 短調( 〃 ) |
〃 |
2 |
大譜表4 |
H1 |
4A |
#♭6つまで 長調( 〃 ) |
〃 |
2 |
大譜表8 |
H1 |
4B |
#♭6つまで 短調( 〃 ) |
〃 |
2 |
大譜表8 |
H1 |
3A |
#の調すべて( ♩=160 ) |
〃 |
2 |
4声体 |
任意 |
3B |
♭の調すべて( 〃 ) |
〃 |
2 |
4声体 |
任意 |
2 |
すべて( 〃 ) |
〃 |
3 |
4声体 |
任意 |
1 |
すべて( 〃 ) |
〃 |
5 |
4声体 |
任意 |