『第7回 J.S.バッハ クラヴィーア作品全曲連続演奏会』のごあんない
『J.S.バッハ クラヴィーア作品全曲連続演奏会』も第7回を迎えました。
今回は少し趣向を変えてバッハ以前の時代のクラヴィーア作品を取り上げます。
スヴェーリンクはオランダのオルガニスト、フレスコバルディはイタリア、ギボンズはイギリス、ラモーはフランス、とヨーロッパ各地で活躍した作曲家たちの作品です。それぞれの国ならではのスタイルも感じていただけるかと思います。本来はチェンバロ、オルガンなどで演奏されるレパートリーですが、現代のピアノで演奏してもたいへん魅力的な作品です。
後半はバッハの『パルティータ第1番』、『イギリス組曲第2番』を演奏いたします。バッハは「音楽の父」といわれますが、バッハは「前の世代のフレスコバルディやスヴェーリンクなどの音楽をどのように学んで模倣しながら、バッハ自身の作品に取り入れ、発展させていったのか」ということをこのプログラムで感じていただければと思います。
また、日時計の丘ホールならではの包み込まれるような音響空間で、ブリュートナーの音色、そして、スヴェーリンク、フレスコバルディなどバロックの調べ、といった非常に珍しい演奏会です。
普段はあまりなじみのないバッハ以前の音楽を是非ピアノ演奏でお楽しみください。
ご多用中とは存じますがぜひご来場くださいます様よろしくお願い申し上げます。
日時:2016年2月21日(日)15:00開演 14:30開場
会場:日時計の丘ホール
福岡市南区柏原3-34-41