管谷怜子のブログ

はじめまして。福岡を中心にピアノ演奏活動とフリューゲル音楽教室を主宰しています。ホームページはhttp://ryoko-sugaya.com

J.S.Bach クラヴィーア作品全曲連続演奏会第6回、ご来場ありがとうございました。

 第6回演奏会当日はあいにくのお天気でしたが、たくさんの方にご来場いただきまして、厚く御礼申し上げます。遠くは北九州市からもお越しくださった方もいらして本当に感謝です。

 さて、今回の演奏会プログラムをステージで演奏するにあたり、おおよそ1時間半、バッハを通して演奏することが、やはりどれだけの技術、集中力、表現力が必要とされるかということを痛感しました。

 バッハだけのプログラムでは、どうしても変化に乏しくなってしまいます。ショパンラヴェルや時代の違う作曲家と組み合わせてプログラムを組むならば、おのずとプログラムに流れや変化が生まれますが、バッハだけとなると、そうもいきません。

 しかしながら今回演奏したパルティータ第4番は、明朗で柔らかく包み込まれるような世界観(本当に美しい作品です)。演奏技巧で華やかに攻めるトッカータの世界観、そしてイギリス組曲第2番の意気揚々とした小粋な世界観、とそれぞれに違った味わいが確かにあるのです。まだまだ未熟ではありますが、これからもそれぞれの作品の味わいすことを目指して、この連続演奏会を進めていければと思っております。

これからも、ご支援どうぞよろしくお願い申し上げます。